手をつなぐ育成会のはじまり
手をつなぐ育成会は、1952年(昭和27年)に3人のお母さんが立ち上げました。
「知的障がい」のある子どもたちが幸せに暮らせるようにと願い、教育・医療・年金・福祉・就労などの制度を整えてほしいと、同じ思いを持つ親や関係者、市民の皆さんに呼びかけたのが始まりです。
その呼びかけが全国に広がり、今では会員数は約30万人となっています。特に、1986年(昭和61年)には年金制度の改定や、障がいのある子どもたちへの義務教育の実現など、大きな成果を上げてきました。
佐久市での活動
佐久市では、1967年(昭和42年)に手をつなぐ育成会が発足し、50年以上の活動の歴史があります。
その間、「こまば学園」や「共同作業所」、「コスモスワークス」など、障がいのある方のための環境を整える取り組みを進めてきました。
特に、県の条例が制定された際に第一号として設立された「岩村田共同作業センター」は、市の指定管理を受けながら運営しています。
これからの取り組み
障害者総合支援法のもと、さまざまなサービスが整えられていますが、親として常に変化する制度やサービスについて学び、子どもたちがよりよく暮らせる環境をつくっていきたいと考えています。
目指すもの
「私たちの子どもが地域で生き生きと笑顔で暮らせる環境づくり」を目標に、一人でも多くの方に参加していただき、手をつないで活動を進めています。
この活動を通じて、当事者の声を行政や地域社会に届けることも大切にしています。
※毎年1回、市長との情報交換会を実施しています。
会員について
会費は年1,500円です。
・悩みや不安を安心して話せる場として
・余暇活動を楽しめる場として
・会員同士の交流を深め、支え合える関係を築くために
ぜひ一緒に活動してみませんか?